梶谷真司(2018)『考えるとはどういうことか』第3章「問う・考える・語る・聞く」

ISBN:4344985141

第3章 問う・考える・語る・聞く

  • 「はじめに」(17) における宣言: 「第3章では、哲学対話について、「問うことと考えること」「考えることと語ること」「語ることと聞くこと」に分けて述べていく。」

  • 1. 問うことと考えること
    • 問うことではじめて考える
    • 問うことは自ら問うこと
    • 哲学の問いと哲学的な問い
    • とりあえず問う
    • 問いを問い、問いを重ねる
    • <基本的な問い方>
    • <時間と空間を移動する>
    • <小さな問いから大きな問いへ>
    • <大きな問いを小さくする>
    • 問いではない問いを問う
    • 答えのある問いの大切さ

  • 2. 考えることと語ること
    • 語ることが考えに形を与える
    • 自分の考えは話さなくていい?
    • あふれる他者不在の語り
    • 語ってから考える
    • 多ければ少なく、少なければ多く
    • いろんな人と対話する
    • 子どもと対話する意義
    • 誰でも考えを語れるようになる

  • 3. 語ることと聞くこと
    • 人の話は聞いていない?
    • 「受け入れる」ではなく「受け止める」
    • 「理解する」ではなく「受け止める」
    • 聞くことは場を共有すること
    • 言葉以前の対話的関係