梶谷真司(2018)『考えるとはどういうことか』第4章「哲学対話の実践」

ISBN:4344985141

第4章 哲学対話の実践

  • 「はじめに」(17) における宣言: 「第4章では、哲学対話の場の作り方、ファシリテーションの仕方と注意点を具体的に説明するので、自分でも「哲学すること」を実践してみてほしい。」
  • 第4章の冒頭(178) における宣言: 「ここまでは哲学対話の理念と意義、体験と方法について述べてきた. だが、やはり哲学対話は、実際に自分でやってみなければ、どういうものなのか分からない。そこでこの章では、哲学対話の実践法──何のためにどういう人とするのか、どのように場を作るのか、どうやって進めていくのか──を詳しく説明していこう。」

  • 1. 用途と参加者
    • 哲学対話の用途
    • 人間関係を作ることの大切さ
    • 参加者の多様性
    • 普通はいない人を入れる
    • 子どもを入れる
    • 赤ん坊でもいい
    • その場にいるだけでいい

  • 2. 場の作り方
    • 会場の選び方と準備
      会場の選び方
      会場の広さ
      必要な物品
      会場の設営と片づけ
    • グループ分けと座り方
    • 質問ゲーム
    • 自己紹介
    • 問い出しと問い決め
      いろんな問い出しの方法
      (1) ゼロから始める
      (2) テーマから始める
      (3) 素材から始める
    • コミュニティボールの効用

  • 3. 対話の進め方
    • 始め方
    • 進行役 (ファシリテーター) の役割
    • 板書とメモ
    • 対話の良し悪し
    • 終わり方
    • 反省せず、何度もやる