2025-01-24 柿木伸之(2019)『ヴァルター・ベンヤミン:闇を歩く批評』 批評さん 通勤読書。ヴァルター・ベンヤミン: 闇を歩く批評 (岩波新書 新赤版 1797)作者:柿木 伸之岩波書店Amazon 版元 プロローグ――批評とその分身 第一章 青 春の形而上学――ベルリンの幼年時代と青年運動期の思想形成 インテルメッツォⅠ クレーとベンヤミン 第二章 翻訳としての言語――ベンヤミンの言語哲学 第三章 批評の理論とその展開――ロマン主義論からバロック悲劇論へ 第一節 芸術批評の理念へ: 『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』 095 第二節 神話的暴力の批判:「暴力批判論」 103 第三節 文芸批評の原像:「ゲーテの『親和力』」 110 第四節 バロック悲劇という根源:『ドイツ悲劇の根源』 117 第四章 芸術の転換――ベンヤミンの美学 第一節 人間の解体と人類の生成:『一方通行』と「シュルンアリスム」 第二節 アレゴリーの美学:バロック悲劇からボードレールヘ 136 第三節 知覚の変化と芸術の転換:「技術的複製可能性の時代の芸術作品」 145 第四節 中断の美学:ブレヒトとの交友 155 第五章 歴史の反転――ベンヤミンの歴史哲学 エピローグ――瓦礫を縫う道へ ヴァルター・ベンヤミン略年譜 主要参考文献一覧 あとがき