それはいっちゃダメ〜〜〜ヽ(`Д´)ノ

第77回日本社会学会@熊本大学

125 :名無しさん@社会人 :04/10/11 23:38:06
行為論から抜け出そうとしてきた巨匠を
もう一回行為論の枠組みに押し込めて
『数理で蘇る〜』とかほざいてんだから
おもしろいわけがない。

数理さんだって、そんなの先刻ご承知のうえで あ え て やってるんですYO!ヽ(`Д´)ノ
これは処方箋なんです。
そうに決まってるじゃないですかヽ(`Д´)ノウワワーーン 

──と信じてますよ ぼかぁ。

再訪:非連続性/認識論的断絶/長期持続

めずらしく(?) contractio さんがなにに悩んでいるのかがいまいちよくわからない今日このごろ。

お気づかい(?)ありがとうございます。(コメントどうもです。)

どうもフーコーはそこ(59「科学の考古学について」)で[‥]、少なくとも

  • (1)エピステモロジーの非連続性
  • (2)アナールの連続性(長期持続)
  • (3)(1)(2)を区別すること=非連続性を働かせること=歴史家たちの仕事

という三つのことをいっているように思える。で、(1)(2)だけを見るとパラドクシカルだけれども、(3)をも考慮に入れれば*1、そんなことはないよ、というハナシのような。

ふむ。
「(1)(2)を区別すること=非連続性を働かせること」ではないですよね。「(1) のひとも (2) のひとも、どちらも非連続性を働かせて仕事をしている(そしてそれが歴史家の仕事である)」といっているのだと思います。
なので、

  • (1)エピステモロジーの非連続性[歴史家1]
  • (2)アナールの連続性(長期持続)[歴史家2]
  • (3)非連続性を働かせること=歴史家1&2に共通の仕事

と書いた方がいいように思います。

で、「非連続性」によって自らの作業領域をどのように打ち立てるか、が、ここで議論されているのだと思います。


そして、

とはいえ──上のように解釈して(3)を考慮に入れたとしても──(1)(2)の並列が「どのような意味で」パラドクスではないかについては述べられていないか。

と、いうことではなくて、「(3) が ちゃんと示されていない」(のはおかしい)といって、私は困っていたのでした。

「(3)が ちゃんと示されている」なら、それで当初のパラドクスは解消しています。
ちなみにdenebさんは、論考中のどこで (3) が示されている、と思いますか?


換言。
「いってくれればよかったこと=いっててくれてないと困ること」は、

    • 「認識論的断絶」はどういういみで「非連続性」とかかわっているか

ならびに

    • 「長期持続」はどういういみで「非連続性」とかかわっているか

双方です。(そうすることによって、「非連続性」というパースペクティヴのもとで「断絶」と「長期持続」が統一的に理解できれば、それで「パラドクス」は解消=解決したことになるはずですから*1。)

さて、寝なきゃ♪

*1:「問題解決」の方向は こうでしかありえない、とまで主張する自信はないですが。しかしもっとも素直に「メタなレベルにハナシを移せば」、議論はこうなるのでは?

はてな社会学本復刊クラブ(嘘:本日のレポート

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hideたんは芸がなさすぎです。もっと芸を磨いてください。

バーチャルキーボード(VKB)

それでこれはもう発売されたんでしょうか。

あ。発売されたけど発送が追いついてない、て書いてあるね...

ネ申 降 臨

なかなかみつからなくて(というか掃除をしないからだが)困っていた

の序文をスキ■ソして送ってくれたありえないくらいしんせつなひとがいたよありがとう。
「58」「59」「66」と比較して読むと、またあれこれ(俺様的には)発見があって面白かったです。が、それを書いてる暇がない。

涜書:ベイカー&ハッカー『言語のセンスとナンセンス』

昼食後半。

言語のセンスとナンセンス (松柏社叢書―言語科学の冒険)

言語のセンスとナンセンス (松柏社叢書―言語科学の冒険)

  • 序文
  • 第1章 規則:予備的な解明
  • 第2章 規則についての神話
  • 第3章 理解の生成理論
  • 第4章 一周りして

序文と第1章まで。言語学分析哲学の基本的でコアなお約束を、ウィトゲンシュタイン的観点からなで切りにする本(のよう)なので、こりゃ読んで激怒する人も出るわな。内容は面白そうだが 訳は いささか不安。

人物名だけでも相当ヤバい。「ウイットゲンシュタイン」はまあいいとして、「アイヤー」や「カーナップ」も許容範囲だとして、しかしデュルクハイムて。(そこでなんで急にドイツ語読みになるのよ...。) 「タシットな知識」は許容範囲かもしれないが、しかし「超越的演繹」ってのは既にコノヨノモノではない。