社会学科学部生のための自然科学の教養

いなば先生ごちて:

 統計の講習後学食のモスバーガーのまずい(なんでここだけこんなにまずいんだ)コーヒーを飲みながら学生の話を聞いて驚倒。なんと連中、教養課程で自然科学系の科目を履修する必要はないらしい! 「誰も統計の授業を受けていない」というのは謙遜でもフカシでもなかったのだ。(戸塚には日本数理統計学のパイオニア、かの竹内啓がいるというのに! 宝の持ち腐れじゃねえか? え? 「国際学部」で「一般教育部」じゃないって? )とにかくうちのゼミ生連中には「行列」「順列」「数列」の区別もつかない! いったいどうしたらいいのだ。というか、いま現に戸塚にいる自然科学系スタッフの立場はどうなっているのだ。潜在的リストラ要員なのか? 
 問題はただ単に「統計の基礎知識もなしにどうやって社会学の勉強をさせるのか?」だけではない。「文系」に必要な教養としての「自然科学」とは何か? について、この大学はどう考えているのだろうか?

先生の苦悩の深さたるやいかばかりのものでございましょうや。
ということで──「自然科学っていったっていろいろあるしなぁ」とかいってても仕方ないので、とりあえず(先生ご自身がご所望の)物理・化学について──、なけなしの知恵(=思いつき)を書き込んでみたりもしたわけですが。

いやー。
悩みは深いですな。深杉ですな
そもそも社会学は関連分野大杉。
学生もたいへんだけど指導すんのもたいへん杉。
人ごとでよかったよかった。