ロマン・インガルデン

キーワード「インガルデン」がすごいことになっている。(執筆はfaa氏。)

従来インガルデンは美学者としての側面に注目されることが多いが,<純粋志向対象としての文学作品>や<未規定箇所>といった概念に代表されるその理論は,上述したフッサールの超越論的観念論的側面との対決という背景を持つものであり,受容理論の先駆けとなった美学理論というよりも,存在論的な理論として,より広範な文脈に置きつつ読み直されることが必要とされている*2.

えへへ。