http://socinfo.g.hatena.ne.jp/contractio/20070128
- 作者: 長岡克行
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: 単行本
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もっとも基本的な論点、たとえば、
- コミュニケーションとは、〈情報・伝達・理解〉の三選択の綜合である
というようなテーゼについてすら、たかだか二十数人の参加者間でコンセンサスがとれないんであります。
しかも、このテーゼへのアプローチ(取り扱い方)は、昨日だけでも5ヴァージョンほど登場しました。要するに「一人一説」状況ですよ。大笑いです。
なんとかしたほうがよくないですかね。これ。
ていうか。いつまでこの「一国一城」主義──一人一説俺様解釈主義──で逝きますか?
あるいは、それ以外の研究作法を知らない、とか? そういうこと?
要するに、ルーマニ屋には、一つ一つの論点を地道にディスカッションの中で検討していく、という努力が足りないのだと思うんですが。「決定的な解釈」などいまだ提出されておらず、現状が混迷のもとにあることを認めて、そのうえでどうすんのか考えたほうがよくないですかねー。それとも「俺の解釈が正しい」と思っているひとばかりなので、「そんなの認められん」「混迷してるのは俺以外のみんなだ」と──「みんな」が考えている、と──いうことですかねー。
おもしろいですねー。
ていうかみんなもっと大人になろうよ...。