お買いもの思案:ノッター『純潔の近代』

[たぶん買わない]

純潔の近代―近代家族と親密性の比較社会学

純潔の近代―近代家族と親密性の比較社会学

気鋭のアメリカ人研究者、デビッド・ノッターが、19世紀に「ホーム」が中産階級の間で定着した時期の米国と、大正期に「家庭」が新中産階級の間で登場した時期の日本を中心に、「ロマンティック・ラブ」、「愛」、「恋愛」に付与された意味を比較研究。


[気にならないこともない]

時は明治。古い法体系が近代法体系へと移り行くそのはざまで、巷を騒がせた事件の「罪と罰」に、法制史家のあたたかく真摯な眼差しが向けられる。

ケインズ経済学の成り立ちについて論じながら、経済学だけでなく、倫理思想と経済学史や政治哲学との密接な関係を明らかにすることによって、とらえにくいケインズの「思想構造」を明らかにする。


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わたしのリハビリ闘争 最弱者の生存権は守られたか

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魅せられた身体―旅する音楽家コリン・マクフィーとその時代

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高学歴ワーキングプア  「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)

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