エスノメソドロジー・会話分析研究会 2008年度春の研究例会

私は午後の部で司会を担当しますよ。どうぞよろしく♪

プログラム1(9:30〜12:30) 研究報告と議論
プログラム2(14:00〜17:00) 会話分析と概念分析の関係を再考する

近年(2006年度から2008年度にかけて),日本語で書かれたEMCAの研究書が立て続けに出版されました。それらを一望すると,一方で,日本語の会話分析・相互行為分析の洗練と蓄積が示され,他方で,原点に立ち戻りつつ概念分析の可能性が模索されています。そしてそれだけでなく,その両者を一貫したものとして理解しようとする論考もみることができます。そこで,本プログラムでは,会話や相互行為についての研究と,概念の連関についての研究との関係について再考してみたく思います。さまざまなEMCAの知見を参照しつつも,たんに「理論」的な観点のみからではなく、実際の現象の「記述」という観点からみて,さまざまな研究方針それぞれの利点を生かしていく方向性について,議論する場となれば幸いです。

エスノメソドロジー・会話分析研究会 2008年度春の研究例会(20090330)