【著者さんと】ルーマン・フォーラム:毛利康俊論文集合評会 参加者募集中【語ろう】

ルーマン・フォーラム「著者さんと語ろう」シリーズ、今回は毛利康俊さんでございます。要事前申し込み。

毛利康俊論文集合評会

 次のルーマン・フォーラム オフライン研究会では、現在、毛利康俊さんが出版準備を進めておられる論文集を取り上げます。
 下記にリストした一連の論考は、10年以上の歳月の中で、特に「まとめる」ことを意識せずに書かれたものである とのことですが、それでも、あらためてまとめて読んでみると、総体としては、

  • 法秩序・法実践をめぐる哲学的主題についての検討を、
  • 主として「(市民)社会と行政」という場面において、
  • 構造的カップリング」の分析として、遂行したもの

という方向性を持ったものだといえそうです。そこで、今回の検討会では

  • 法秩序・法実践についての研究方法論、
  • 「(市民)社会と行政との関わり-における-法」についての著者の分析、
  • 課題に対するルーマン理論の援用

などなどについて、毛利さん・評者&参加者のみなさんとディスカッションができれば、と考えています。

  • 検討対象:
    • 福祉国家における法現象の分析枠組 ─ ドイツ法化論の批判的継承に向けて」(1995 / 1996
    • 「法的実践と理性の社会的条件 ─ N.ルーマンの法的議論理論批判を契機に」(1998 / 1999
    • 「社会システム論における法‐政治関係論の一動向 ─ ルーマン派の分裂と今後の課題」(2002)
    • 生命倫理の法政策論 ─ ルーマン派システム論のアプローチ・序説」(2004)
    • 「リスク社会における科学評価のための法制度設計をめぐって ─ ルーマン派システム論アプローチの新展開とその周辺」 (2006)
    • 「ざわめきとしての法 ─ システム論的法化論の再定位のために」(2007
* 参加希望者は [1] 自己紹介**、[2] 懇親会 参加希望の有無、を書いて、主催者宛()に、メールでご連絡ください。
** ルーマンフォーラム案内を参考にしてください。
※合評会参加のためにルーマン・フォーラムへ登録する必要はありません。