- 第1節 再論にあたって
- 1・1 ルーマンの社会の理論 [139]
- 1・2 これまでの経緯 [140]
- 1・3 「補論III」での誤りの訂正 [142]
- 1・4 再論の順序 [144]
- 第2節 相互作用のもとでの社会システムの形成 [145]
- 2・1 本節での問題 [145]
- 2・2 佐藤論文(2000)で看過されていたこと [147]
- 2・3 ルーマンと佐藤氏の根本的な相違:差異理論 対 客体理論 [150]
- 第3節 ルーマンの相互作用システムの描き方は変化しているか? [155]
- 3・1 本節での問題 [155]
- 3・2 佐藤論文(2000)ではこのことも看過されていた [155]
- 3・3 強引な解釈 [158]
- 3・4 通常の場合と特別にシステム同定を必要とする場合 [159]
- 3・5 相互作用システムと組織システムの区別 [161]
- 第4節 相互作用システムの定義の不整合?――『意味とシステム』における相互作用システム論 [166]
- 4・1 本節での問題 [166]
- 4・2 誰が相互作用システムであると同定するのか? [167]
- 4・3 長岡の矛盾? [169]
- 4・4 統一体と同一性の区別 [171]
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- 4・5 佐藤氏の相互作用システム理解の特徴 [173]
- 4・6 『社会システム』第10章第III節の相互作用システム論の無視 [176]
- 4・7 定義βとして整理することの問題点 [178]
- 4・8 相互作用システムの中断と再開継続 [180]
- 第5節 要素の自己産出とシステムの自己産出 [183]
- 5・1 本節での問題 [183]
- 5・2 コミュニケーションのオートポイエーシスと社会システムの形成 [185]
- 5・3 二重の不確定性:<規定の不可能性>対<非規定性> [188]
- 5・4 コミュニケーションにおける「非規定性の許容」(ルーマン) [192]
- 5・5 コミュニケーションの事後成立性 [195]
- 5・6 「行為―コミュニケーション(の意味)」の<確定> [197]
- 5・7 論理的な破綻? [201]
- 5・8 ルーマンもParsonian ? [205]
- 第6節 超越論的視点のすべりこみ? [209]
- 6・1 本節での問題 [209]
- 6・2 相互作用 [210]
- 6・3 全体社会 [210]
- 6・4 組織 [213]
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