涜書:木村直恵『〈青年〉の誕生』

研究会があると聞いて。
1998年刊行物。

「青年」の誕生―明治日本における政治的実践の転換

「青年」の誕生―明治日本における政治的実践の転換

  • Ⅰ「旧日本」から「新日本」へ−「青年」的言説の登場
    • 時代の終焉と新時代の到来
    • 過去から未来へ
    • 「旧日本」の死と「新日本」の到来
    • 「青年」の輪郭と「壮士」批判
  • Ⅱ「壮士」的実践の展開−運動会、非憤慷慨、腕力
    • 表象と存在
    • 「壮士」の季節
    • 運動会の情景
    • 実践としての「悲憤慷慨」
    • 暴力と政治
    • メディアと「壮士」
  • Ⅲ「青年」の誕生
    • 協習会
    • さまざまな青年結社
    • 「雑誌の世の中」
    • 「青年」的実践と主体の生成
  • Ⅳ「政治」と「文学」−「青年」的なものの原理
    • 世界の散文化と階梯的秩序の出現
    • 幻惑と透明
  • Ⅴ非政治化の時代−「青年」的実践の帰結
    • 〈準備〉としての「青年」的実践
    • 終わりなき自己への配慮
    • 非政治化の時代
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0627-0.htm