via 伊奈 2013 asin:4779118972
- 高橋 肇(1994)「C・ライト・ミルズとポスト・マルクス主義──〈社会〉の価値多元性の積極的肯定の帰結としての民主主義的政治実践」 in 田口富久治・中谷義和 編『現代の政治学3:現代政治の理論と思想』
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- 「刊行のことば」 田口富久治
- 1 「戦後アメリカ政治学の系譜──行動論的・多元主義的政治学の生成」 中谷義和
- 2 「デュルケムからフーコーへ」 北川忠明
- はじめに
- 一 デュルケムにおける集合意識と政治
- 二 フーコー規律=権力論とデュルケム
- 3 「W. リップマンのリベラル・デモクラシー論」 小西中和
- はじめに
- 一 自由主義の論理
- 二 リベラル・デモクラシー論
- 三 リベラル・デモクラシーと公共哲学
- むすびにかえて
- 4 「A. グラムシと民主主義的ヘゲモニー実践」 後 房雄
- 5 「G. オーウェルの全体主義論・試論──カタロニアから「オセアニア」へ」 小沼 堅司
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- 6 「C. ライト・ミルズとポスト・マルクス主義──〈社会〉の価値多元性の積極的肯定の帰結としての民主主義的政治実践」 高橋 肇
- はじめに──「政治の否定」を越えて
- 一 「社会」の複数性の承認──「ポスト・マルクス主義」における言説理論的転換
- 二 ミルズにおける語用論的次元の中心化──「言語行為」の部分性と〈社会〉の多元性
- 三 グラムシと「行為の哲学」──語用論次元における複数性の承認と普遍的構文論の夢
- 四 「ポスト・マルクス主義」左翼としてのライト・ミルズ
- おわりに──「教育的関係」を越えて
- 7 「A. ギデンズの社会理論と政治学──理論の「客観性」とはなにか」 岡田宏太郎
- はじめに──社会の理論における「主観」と「客観」
- 一 客観主義の問題点
- 二 主観主義的理論の検討
- 三 結論
- 8 「「近代主義」の射程──丸山真男の政治思想」 冨田宏治
- 9 「自由主義の限界──その補完的公共イデオロギーについて」 岡本仁宏
- 10 「日本における新保守主義政治の展開」 毛 桂榮
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