杉田敦（2015）『権力論』

朝カル『権力』講義*の準備。
『権力の系譜学―フーコー以後の政治理論に向けて』（1998）、『権力 (思考のフロンティア)』（2000）を合本したもの。

* http://socio-logic.jp/luhmann_acc/

権力論 (岩波現代文庫)

I 権力 II 権力の系譜学──フーコー以後の政治理論に向けて 第一章　政治における「近代」と「脱近代」 第二章　ミシェル・フーコーと政治理論 第三章　啓蒙と批判──カント、フーコー、ハーバーマスについての断章 第四章　リベラル・デモクラシーのディレンマ──R.ダールをめぐって 1　デモクラシーとリベラリズム 2　ダールと多元主義 3　ダールとデモクラシー 4　ダールと政治的なるもの 第五章　アイデンティティと政治

ダール邦訳書

• 1953→1961 『政治・経済・厚生 (1961年)』　リンドブロムと共著
• 1956→1970/1978　『民主主義理論の基礎 (1970年)』
• 1961→1988　『統治するのはだれか―アメリカの一都市における民主主義と権力』
• 1963→1999/2012　『現代政治分析 (岩波テキストブックス)』
• 1971→1981/2014　『ポリアーキー (岩波文庫)』
• 1973→1979　『規模とデモクラシー』　エドワード・R・タフティと共著
• 1985→1988　『経済デモクラシー序説』
• 2000→2001　『デモクラシーとは何か』
• 2002→2003　『アメリカ憲法は民主的か (岩波人文書セレクション)』
• 2006→2009　『政治的平等とは何か (サピエンティア)』
• 2006　『ダール、デモクラシーを語る』（原著イタリア語）

そのほか

• ライト・ミルズ（1956→1958）『パワー・エリート 上 (UP選書 28)』ISBN:413005029X
• 岡田憲治（2000）『isbn:432630137:title』 勁草書房
• 田村浩志（2002）『集いと語りのデモクラシー―リンゼイとダールの多元主義論』 勁草書房
• 小川晃一（1988）『政治権力と権威』 木鐸社