借りもの:有井行夫(1987)『マルクスの社会システム理論』

via 『現代政治の体制と運動 (講座 現代の政治学)
7/2 まで。
著者は1949年生まれ。38歳のときの著作。

マルクスの社会システム理論

マルクスの社会システム理論

  • 序 論
  • 第1章 問題設定としての「社会システム把握」
    • 1 3つのテキストにおける主張
    • 2 現代資本主義論における課題設定の必然性
    • 3 用語論としての社会システム把握
      • (1) System と Struktur
      • (2) organishes System としての社会と種別的な Struktur としての社会
      • (3) 概念的把握と法則
    • 4 史的唯物論的設定と弁証法論的設定にたいする位置
    • 5 学史的研究と一般理論的研究にたいする位置
    • 6 なぜ『国法論批判』『経哲草稿』『要綱』か
  • 第2章 ヘーゲル国家論批判と矛盾論的社会システム把握
  • 第3章 矛盾論的社会システム把握の諸契機
  • 第4章 「疎外された労働」の社会システム把握
  • 第5章 資本一般と「私的所有の疎外」
  • 結 論