いただきもの:栗原 亘 編著(2022)『アクターネットワーク理論入門:「モノ」であふれる世界の記述法』

わたくしのようなアンチANT者にまで ご献本いただき まことに感謝の念に堪えません。どうもありがとうございます。


http://www.nakanishiya.co.jp/book/b607018.html

  • はじめに
  • 重要語句の道案内

第1部 基礎編

  • 01 ANT成立の時代背景と人文学・社会科学における「人間以外」への関心の高まり(栗原 亘)
  • 02 ANT略史 その成立と展開および批判に関する見取り図(栗原 亘)
  • 03 ANTの基本概念をたどる 記号論という「道具箱」を調査に持参する(伊藤嘉高)
  • コラム1 ANTの「同盟者」たち:そこに「源泉」は存在するのか?(栗原 亘)

第2部 実践編

  • 04 ANTと科学 史料分析と参与観察に基づく科学観・科学者観の更新(森下 翔)
  • 05 ANTと技術 技術の開発と活用過程における人間と非人間のダイナミクス(金 信行)
  • コラム2 国内研究動向(科学社会学・哲学,技術哲学)(金 信行・栗原 亘)
  • 06 ANTと経済 遂行性アプローチの分析視角とそのインプリケーションについて(金 信行)
  • 07 ANTと法 ANTは無責任な理論なのか(伊藤嘉高)
  • コラム3 日本の人類学におけるANTの展開(小川湧司)
  • 08 ANTと政治/近代 「政治」を脱・人間中心的に組み直すための思考法(栗原 亘)
  • コラム4 都市(伊藤嘉高)

第3部 展望編

  • 09 多重なる世界と身体 媒介子としての身体のゆくえ(伊藤嘉高)
  • 10 存在様態論と宗教 ラトゥールは宗教をいかにして記述しうるのか?(小川湧司)
  • 11 人間-動物関係とラトゥール 動物の「非-還元的な」記述とはいかなるものでありうるか?(森下 翔)
  • 12 異種混成的な世界におけるエコロジー 海洋プラスチック汚染というモノ(thing)を記述する(栗原 亘)