いただきもの:佐藤裕(2023)『ルールの科学:方法を評価するための社会学』

どうもありがとうございます。著者研究人生の集大成感がありますね。

  • はじめに

第1部 ルールの科学の概要

  • 第1章 自然科学と社会科学
    • 1 法則と規則
    • 2 外からの研究と内からの研究
  • 第2章 ルールの科学の社会イメージ――ゲームとルール
    • 1 ゲームの一部としてのルール
    • 2 ゲームとは何か
    • 3 ルールとは何か
    • 4 ルールの分類
    • コラム1 協調のゲームと対立のゲーム
  • 第3章 ルールの理論――共有の方法としてのルール
    • 1 行為規範としてのルールの理論
    • 2 ルールの理論の拡張
  • 第4章 ルールの科学の方法論と社会的意義
    • 1 ルールの記述
    • 2 社会の記述
    • 3 ルールの評価
    • 4 ルールの科学の専門家の役割

第2部 社会学とルールの科学

  • 第5章 規範理論とルールの科学――盛山和夫社会学とは何か』
    • 1 秩序構想の学としての社会学
    • 2 意味世界の探究であることの三つの帰結
    • 3 共同性への探究
    • 4 『社会学とは何か』の意義
    • コラム2 吉田民人の「プログラム科学」について
  • 第6章 機能主義とルールの科学
    • 1 機能主義の「復権」?
    • 2 評価の枠組みとしての「機能主義」
    • 3 機能と方法
    • 4 関連づけの理論としての機能主義
    • コラム3 潜在的機能について
  • 第7章 構築主義とルールの科学――質問・応答のゲームの探究としての構築主義
  • 第8章 エスノメソドロジーとルールの科学――方法の探究としてのエスノメソドロジー 
    • 1 エスノメソドロジーとは何か
    • 2 「記述」の方法への特化
    • 3 暗黙の肯定的評価
    • コラム4 第8章の事例を評価してみる
    • コラム5 「概念」と「ルール」
  • 第9章 ルールの科学の研究方法――社会調査の再整理
    • 1 ルール/ゲームの調査
    • 2 観察と質問
    • 3 統計的推論と合理性の理解
  • 第3部 ルールの科学の応用
  • 第10章 応用研究としての『差別論』
    • 1 『差別論』の特殊性
    • 2 入り口としての三者関係モデル
    • 3 ルールの評価としての差別論
    • 4 『差別論』の限界
  • 最終章 ゲームとしての社会学――試論
    • 1 社会学というゲームのルール
    • 2 社会学というゲームの志向性
    • 3 社会学というゲームの発展のために
    • 練習問題──「行列」について考えてみる
  • 参考文献
  • おわりに