2014-06-03 借りもの:特集・田村哲樹 Forum 図書館 7/29 まで。 いつ開催できるか一向にめどが立たない『社会の政治』合評会へ向けた準備のために。 クラウス・オッフェ(2004→2009)『アメリカの省察―トクヴィル・ウェーバー・アドルノ (サピエンティア)』 田村哲樹(2002)『国家・政治・市民社会―クラウスオッフェの政治理論』 模索する政治 ―代表制民主主義と福祉国家のゆくえ―作者: 田村哲樹,堀江孝司出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2011/06/24メディア: 単行本 クリック: 200回この商品を含むブログ (12件) を見る 序章 模索する政治、政治の模索 1 本書の問題関心 2 民主主義の一類型としての代表制民主主義、福祉の一類型としての福祉国家 3 民主主義と福祉の相互作用 4 こんにちにおける「代表制民主主義と福祉国家」をめぐる問題状況──「民主主義と福祉」の新たな相互作用へ? 5 政治における「アクター」と「ユニット」 6 本書の構成 第11章 男性稼ぎ手型家族を基礎とした福祉国家からどのように脱却するのか──ベーシック・インカム、性別分業、民主主義 はじめに 1 ベーシック・インカムと性別分業 2 性別分業の言説的基礎と熟議民主主義 3 家族における熟議民主主義の条件としてのベーシック・インカム おわりに ついでに2章も。 第2章 労働者・市民・生活者──政界再編期における労働組合と政党の模索(堀江孝司) はじめに──戦後モデルと労働組合・労働者政党 1 応援団か抵抗勢力か──連合と民主党の紆余曲折 2 政界再編と民主党の「顧客」像 3 連合の影響力 4 結語──利益集団政治を越えて