1967年の「情報科学の構想」II 注5 にて 自分のプログラム概念と類似のもの、と述べている著作たち。
プランと行動の構造―心理サイバネティクス序説 (1980年)
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神経サイバネ序説―脳のはたらきかたの究明 (1978年) (現代ソヴェト条件反射選書)
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ミラーほか『プランと行動の構造』
序文 pp. 2-3
行動を誘導するプランの概念が電子計算機を誘導するプログラムの概念とすこぶる類似しているのもけっして偶然ではない。イメージを活動させる方法を見出すために、われわれは、大脳とコンピュータ、精神とプログラムの間の類推を取り扱ったサイバネティクスの文献をあらためて読み返した。この文献調査でとくに幸運だったのは、1958年7月に社会科学研究振興会の後援で、カリフォルニアのサンタモニカにあるランド社で開催された認知過程のシミュレーションに関する研究者養成講座において、ミラーがアレン・ニューウェル、ショー、およびハーバート・サイモンから入手したたくさんの資料を自由に利用できたことであった。しかも、その中には未出版の資料も随分含まれていた。