1965-01-30 ■ Luhmann GaI isbn:4833221438 一般的状況がこのようなものであってもみれば、近代国家に関する統一的な学問的テーマを貫流し、経験とドグマーティク、行動科学と「理解」的意味科学とを区別している溝を埋めることから始めることは、やりがいのある仕事だというべきだろう。… このような企図は、 その出発点と 〔→政治システムの社会学〕 問題設定と 〔→ドグマーティッシュな国家額の直接的対象たる問題、すなわち基本権〕 概念的準拠枠と 〔→社会システムの構造としての制度〕 が充分に精確に示された場合にのみ、成功を収めうる。それゆえ我々は包括的な綜合という道をとらない。我々がとるのは、理解可能で吟味可能でありたいと願う例示的分析の道である。[11]