文字:預言と法

ルーマンがブっとびまくっているのはいつものことで、で、いつも同様『社会の法』もブっとんでいるわけだが、6章はよい。いや、やっぱりブっとんではいるが。読んでて楽しい。
やればできるんじゃないのルーマン!──おかあさん嬉しいよ。というかいつもこんな感じに書いてちょうだい(涙

【俺様見出し】

    • I)システム論と進化論はどのように両立可能なのか
    • II)文字:預言と法 (「妥当」シンボルなき「法」)
  • III)法の分化
  • 【変異/選択-分化】ローマ市民法はどのような意味で「例外的」か
    • 法概念としての「所有」(p.288)と「契約」(p.290)はどこが「画期的」か。
  • 【(再)安定化】p.293
  • 印刷技術があたえる二つの可能性:大陸法とコモン・ロー
    • etc.
  • IV)【構造的カップリング】法進化における「物理的暴力」の位置
    • V)「進化論的記述」のありそうになさ
    • VI)「法の歴史的記述」には何ができないか

(III)+(IV)が本論。
p.294に誤植?:「機能」じゃなくて「帰納」か、と。