お買いもの?

図書館かなぁ。うーーむむ。悩む。

概 要
著者ヤニッヒはエアランゲン構成主義を代表する哲学者である。構成主義とは、測定行為や測定器具の制作に基礎を置く経験科学的知識を行為論から手続き的な手順を追って構成的に基礎づけ、探求の現場での相互行為的な原理を見いだす科学論として探求される。本書は、諸科学の認識におけるその限界を具体的に考察し、その延長上に、知識の行為論を展開する。行為は、成功/失敗という基本的な概念対のもとにあるのに対して理論的知識は、真/偽のカテゴリーのもとにある。つまり、観照知である。それに対するポイエーシス的な知では、別個の知識の形成や行為の指示を必要とする。真である認識をおこなうことと、成功する行為をおこなうことは、別個の事柄であり、それらを求める人に対して、別個の指示を必要としている。しかも行為の成功は、真の知識の形成にとって不可欠であり、またそれに内在しているのである。