シンポジウム:
- http://wwwsoc.nii.ac.jp/jashs/2005_sympo.html
- 小松丈晃(北海道教育大学)「リスクの社会システム理論─ルーマンの視角─」
- 福島真人(東京大学)「リスク、安全性、組織─事故社会学と高信頼性組織研究─」
- 組織の安全性をめぐる研究は、 Perrowの Normal Accidents(1984)に代表されるように、具体的な大事故を事後的に分析し、そこから組織と技術について理論化するという手続きをとってきた。それに対して、高度の安全性を誇る組織をリアルタイムで研究したのが、高信頼性組織研究である。この報告では、両者の間の論争を概観しながら、リスクと安全性をめぐる理論と実証的研究の関係を再検討する。
- 中村健吾(大阪市立大学)「トランスナショナリティの時代における政治と社会学─ヴェーバー対ベック、または「国家」対「帝国」?─」