涜書:ゴッフマン『集まりの社会的組織化』

夕食。4周目。isbn:4414518040
基本的概念のおさらい、つづき。「焦点の定まらない相互作用」(3〜5章)について:

  • 関与involvement ──義務的行為 と 関与配分[chap4:48]: 
    「要するに、多様な現象の機能的側面を知る方法のひとつは、具体的な義務的行為関与形態 から把握することである。」 「状況にふさわしい行為を分析するには、個人の 関与配分 を決定する社会的規制の分析に取り組む必要が出てくるのである。」[41]
    • 〈主要関与/副次関与〉|〈支配的関与/従属的関与〉: 「関与」を分析するためのプライマルな区別。
      • 〈主要関与/副次関与〉[48]: 個人の 注意と関心 にかかわる区別
      • 〈支配的関与/従属的関与〉[49]: 個人に課される 義務 についての区別
  • 関与配分[70]: 社会的状況への参与者が、自分の関与を、上記↑区別のもとに配分すること。
    主要関与副次関与
    支配的関与
    従属的関与


第5章「関与対象に関する規則」(訳87)

逸脱者の過去の行為にまでさかのぼって、それが問題にされるような場合には、逸脱者のこれからのすべての行為も疑惑の目で見られがちになる15

15) この点に関しては、私は、ハロルド・ガーフィンケルの未完の業績に謝意を表したい。

これなに?>識者