上記エントリの続き(?)。東京経済大学堺憲一研究室の記事から。
おすすめ「経済小説入門書」リスト:
( )内は堺先生のコメント。
- 佐高 信、『経済小説でしか書けなかった話』東洋経済新報社、1983年 isbn:4492760407
(経済小説研究に関する初めての入門書で、小説のモデルが誰なのかがよくわかります) - 佐高 信、『実と虚のドラマ』日本経済新聞社、1983年 isbn:4532093147
(経済小説とはなにか? どのような経済小説があるのか? そのような疑問に答えてくれる格好の入門書です) - 佐高 信『経済小説の読み方[増補版]』社会思想社(現代教養文庫)、1996年 isbn:4334783031
(経済小説の入門的ガイドブック。 「小説の世界と現実の世界とのズレ」を探るには、またとない書物です) - 佐高 信『戦後企業事件史』講談社現代新書 、1994年 isbn:4061491911
(戦後の主な経済事件が紹介されるなかで、経済小説との関係についても言及されています) - 〓杉良・佐高信『日本企業の表と裏』角川書店、1997年 isbn:4041643082
(お二人の対談形式で、いろいろな経済小説のおもしろい点が紹介されています) - 『小説でわかる日本経済』(別冊宝島456)、宝島社、1999年 isbn:4796694552
(100冊の経済小説が紹介されています) - 岩出 博『小説で読む企業ガイド』文藝春秋、1999年 isbn:4163556400
(「99篇の小説にみるサラリーマン社会の実像」というキャッチフレーズに示される通りの内容です) - 堺 憲一『日本経済のドラマ−経済小説で読み解く1945−2000』東洋経済新報社、2001年 isbn:4492370927
(経済小説を通じて戦後の日本経済の流れが浮き彫りにされています) - 斎藤貴男『経済小説がおもしろい』日経BP社、2001年 isbn:4822242331
(日本未来を解く30冊についての詳しい紹介があります)