いろいろ出来て便利そうなんだけど。
「プロジェクト」「フォルダ」「コンテクスト」「タグ」などなどといった言葉が何を指すのか──どういうものとして利用するのが便利なのか──がよくわからないので 使うのが大変にむずかしい(泣
メニュー外国語だし.....
アリストテレス(ISBN:400091281X*)の顰に倣って考えてみるに。
このテの分類は「それはどのような問いの答えとなるか」という観点から考えてみればよいのかもしれない。つまり、「それは どのような仕事/作業なのか」という──「一番大きな」──問いを、
- その作業は、いつ・どのように対処されるものか: 「すぐに」「あとで」「ちかく」「いつかは」「この日に」「頼む/待ち」(←GTD的な意味で) etc.
- その作業は、どのような行動類型に属するものか: 「購買」「連絡」「面会」 「調査」 etc.
- その作業は、どの作業群に属するものか: 「新規開発プロジェクトA」「メンテナンス業務B」「家事(一回的/恒常的)」 etc.
- 誰と/誰に対する...
- どこで...
といった具合に分解してやる、というように。
あとは、Toodledo 側のマニュアルをみて、それぞれに対してどれを用いて分類するかを決めればいいかな。
- Folder/Context/Goal/Start Date - Start Time/Due Date - Due Time/Repeat/Length/Timer/Priority/Tag/Status/Star/Trashcan
このうち、Length/Timer あたりをどのように使用するか(どのように使用できるか/どのような仕様になっているか)によって、Folder/Context/Tag の使い分けが決まって来るような気がするね。
・・・というとことまで書いてみて気づいたのだが。
これをあらためて GTDフローチャート中の問いと比較してみると。
上の〈問い - 範疇〉ペアは、重複した適用を許すものとして立てられていて、それぞれを独立にみても常識的に理解可能なものである。他方、GTD が用意している 範疇表 ──「いつか」「資料」「プロジェクト」「やる」「待ち」「次の行動」「予定表」──のほうは、これ だけ をみていると、分類の観点が混乱していているように見えてしまうし、いったいどういう分類であるのか俄には理解しがたい。
しかしそれは、[1] 次の↓複数の問いに対する答えが混ざっているからなわけなので、[2] 複数の問いの間が持っている 順序的秩序づけ(=フロー)のもとで それらを見るようにしないと 訳がわからなくなってしまう、ということなのだな:
行動する必要があるか。
1ステップで完了するか。
2分以内で終わるか。
自分でやるべきものか。
そして、GTD のほうには──実際可能かどうかはさておいて──、アリストテレスの範疇同様(!)、森羅万象(ただし業務に限る)を ユニークなしかたで(=重複を許さずに)分類しつくす野心があるわけだ。
・・・なんか.... 当たり前のことを書いてしまったが...... まぁいいか(´・ω・`)。
アリストテレス御大のほうは、この「問い同士の関係」のほうを、どんなふうに処理していたんだっけな。そのうち(→ラベル:SOMEDAY)確認してみよう。
ともかくも。
「フォルダ/コンテクスト/タグ」のうち、「タグ」は あきらかに、「ユニークではない」分類のために用意されているものなのだろうから、残る「フォルダ+コンテクスト」のほうを「フローの再構成」に用いるべきなのだろう。
■メモ
- due date : 納期。