sola研究会

@白金

今日はどの報告も「終わる終わる詐欺」的に議論が盛り上がった。
総延長時間が二時間弱。やりすぎである。

  1. ポピュラーミュージックのリテラシー
  2. 整骨院の相互行為
  3. 単著構想
  • 「美学」から「調査」へと飛び越えようとする時、考えるべきことがいくつもあることは明らかに出来たのではないか。
    • 一方で、調査するためには問いをたてなければならないが、その問いは まずは美学的なものであるはずであり、それは美学的コンテクストのなかでしかるべき的確な位置をもたなければならない。しかし他方で、それが「人びとの営み」を知ろうとする試みである限りで、社会学の問いとしても的確でなければならない。両考察が「別のものではない」ような地点を探り出す必要があるはずであるが、それを、順を追って・筋の通った仕方で考えていくには、美学と社会学の双方についての教養が必要であり、しかし普通はそのような教養を十全な仕方で持つことは難しいのだから、ここは「手を差し伸べ合う」関係を両分野の間でつくる必要があるわけであろう。というわけで、この場で発表していただいたことには(お互いにとって)おおいに意義があったと思う。
  • 「言説」について考えること-と-「美学的主題の(分析)哲学的考察」は、──当初は関連性の薄いものであるかのように考えられていたが──、結局のところ、調査をする(=人びとの営みを知ろうとする)際には、調査実践の中で かなり直接・密接に結びつくものではないか、ということもわかった。これは本日の研究会のハイライトであったかもしれない。
本日発言しなかったアイディア。
  • 「音楽マーケティング*」か「ポップミュージック検定**」か、という選択。(──研究の頽落形態としての)
  • * 真偽 or 客観性抜き バージョン
  • ** 真偽 or 客観性あり バージョン