ルーマン(1984)『権力』

を読んだついでに ちらっと見ておく。
権力

権力

日本語版への序文

「権力」には広い使い方と狭い使い方があるよ。

フーコーのはどっちにも入らない気がするけど、それは フーコーの議論があまりにも斬新だったからなのか、それともフーコーの議論が混乱してるからなのかどっちなのか問題。
広い使いかた [否定的な権力]狭い使い方 [肯定的な権力]
否定的・肯定的なサンクションにより、ありえたかも知れない他人の行為の可能性制限するもの 否定的なサンクションにより、他人の行為の動機づけの(新しい)可能性作り出すもの
サンクションに関してネガポジ/行為の可能性に関してネガティヴ サンクションに関してネガティブ/行為の可能性に関してポジティヴ
類義語:支配・構造的暴力・抑圧etc. 反対語:自由 類義語:? 反対語:?
「権力の増大」は、自由が減少することを意味する。 「権力の増大」は、自由が成立するための前提条件。
→社会批判のための総括的な概念として利用されている。 →法律的にも政治的にも使用することができ、かつ、理論的にも使用することができる。
他人の行為可能性を制限することなので、正当化が(〜服従者の合意が)必要とされる。 服従者の回避的選択があれば、正当化や合意なしに働くことができる。(コンフリクトや合意の増大と両立するために必要な権力の形式。)

第2章 行為の連関形式 3

権力によるコミュニケーションの様相化