涜書:齋藤(2012)『存在の解釈学』/前田(2008)『心の文法』

続き。

(9/9)社会学研究互助会第三回 前田泰樹『心の文法』合評会、参加者募集中です:
存在の解釈学: 『存在と時間』の構造・転回・反復

存在の解釈学: 『存在と時間』の構造・転回・反復

心の文法―医療実践の社会学

心の文法―医療実践の社会学

  • 序 論
    • 一 本書の目的
    • 二 『存在と時間』研究の現状と本書の立場
    • 三 本書の方法
    • 四 本書の構成
第1部 『存在と時間』の解釈学的構造
  • 第一章 形式的告示的解釈学
    • 第1節 現存在の解釈学の構造
    • 第2節 理念
    • 第3節 遂行
    • 第4節 遂行の着手点
    • 第5節 形式的告示の構造
    • 第6節 形式的告示的解釈学としての『存在と時間
    • 第7節 非本来性の反復
第2部 『存在と時間』の解釈学的転回
第3部 『存在と時間』の解釈学的反復
  • はじめに
第I部 心の理解可能性
第II部 感情と経験
  • 5章 傾聴活動の論理文法
    • 5.1 電話相談という活動とロールプレイの設定
    • 5.2 電話相談のロールプレイの実践
      • 5.2.1 「助言者であること/相談者であること」
      • 5.2.2 問題を特定すること
      • 5.2.3 「助言者であること」の難しさ
      • 5.2.4 「電話相談の限界」を教えること
    • 5.3 傾聴活動と配慮の達成
第III部 記憶と想起
  • 6章 失語症研究と想起の論理文法
    • 6.1 想起の語り・記憶の科学・個人の能力
    • 6.2 記憶の科学の思考法
    • 6.3 想起の論理文法
      • 6.3.1 還元主義的思考の困難
      • 6.3.2 「能力」の文法
    • 6.4 想起する実践の社会学的記述へ向けて