刊行おめでとうございます。
まさかの平積み@紀伊國屋書店新宿本店
まだ概要をお伝えできる段階ですらないですが、ただいま邦訳刊行記念シンポジウムを企画中です。
時期は来年の春〜夏ごろ、仮テーマは making up people。
続報を待て。
目次
以下の文章は、1973年から1999年の間に、私がさまざまな機会に応じて書いてきた論文である。… とはいえ、これらの論文の間には、二つの互いに密接に関連したテーマが見てとれる。一つは、哲学者が歴史を利用するための、幾つかの新しいやり方を提案しようというテーマ。もう一つは、ミシェル・フーコーの初期の「知の考古学」に対する私なりの活用法をご紹介するというテーマである。[v]
本書で提示されている考えのうち、特に二つのものについては、将来より発展させてみたいと思っている。一つは(第6章で示した)「人々を作り上げる」という考えにまつわるもの。もう一つは、(第11章と第12章で扱った)「推論のスタイル」というアイディアをめぐるものである。[vi]
- 第8章 いつ、どこで、なぜ、いかにして言語は公共的なものになったのか
- 第9章 歴史言語学についての夜想
- 第10章 根底的誤訳など現実にあったのか?
- 第11章 言語、真理、理性
- 第12章 歴史家にとっての「スタイル」、哲学者にとっての「スタイル」
- 第13章 ライプニッツとデカルト──証明と永遠真理
- 第14章 哲学的心理学者ヴィトゲンシュタイン
- 第15章 ドリームズ・イン・プレイス
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