土方編(2004)『宗教システム/政治システム』

ISBN:4787703161 http://www.shinsensha.com/shakai1.html
前回。http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040515/1084606652

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  • 序章 宗教システム/政治システム(土方 透)

I 宗教システムの閉鎖性:宗教は意味喪失したか?

  • 第1章 宗教と道徳:現代社会における道徳の世俗化と宗教の道徳化に寄せて(アルミン・ナセヒ)
  • 第2章 コミュニケーションとしての宗教:二クラス・ルーマン『社会の宗教』において(ピーター・バイヤー)
  • 第3章 単一か、それとも複数の世界宗教か?(ルドルフ・シュティヒヴェー)

II 政治システムの閉鎖性:政治はすべてを支配しうるか?

  • 第4章 国家の政治か社会の政治か:政治的なものの定式化における要諦としての集合体(アルミン・ナセヒ)
  • 第5章 政治システムの自己記述:問題論的観点からの注記(アンドレアス・ゲーベル)
  • 第6章 政治と世界社会(ルドルフ・シュティヒヴェー)
  • 第7章 友愛の政治と社会の政治:ジャック・デリダ二クラス・ルーマンの政治理論について(ミヒャエル・マクロポウロス)

III 偶発性定式としての神:神の統一と区別

  • 第8章 初めに区別がある:ルーマンの宗教社会学(ヘルガ・グリップ-ハーゲルシュタンゲ)
  • 第9章 三位一体的区別と偶発性定式としての神の統一(ギュンター・トマス)
  • 第10章 「愛の神はすべてを見通す」─その神をわれわれは傍らで眺める:偶発性定式としての神に関する神学的注記(ベルント・オバードルファー)
  • 第11章 閉鎖系システムの理論による宗教対話の論理(土方透)