お買いもの

読了。

マクロポウロス論文が、犯罪的に激しく ワケワカランのですが? これは執筆者のせいですか? 訳者さんのせいですか? (それとも両方?)



あとがきにて編者さんの曰く:

本書刊行に先立ち、目下ルーマンの『社会の〜〜』シリーズの翻訳を精力的に展開している畏友、馬場靖雄氏から訳語統一の申し出があった。[‥] できうる限り訳語を統一することこそ読者の便宜を図るものと考えた次第である。

とかいうことなら索引くらいつけましょうよ。(ていうか日本語ヘン↑....)

完全な統一とまでには至らず、若干の異動があるものもあるが、読者において判読できることと思う。

ぉぃぉぃ。読者に判読を「まかせ」せてどうするよ....


    • 序章 宗教システム/政治システム(土方 透)
  • I 宗教システムの閉鎖性:宗教は意味喪失したか?
    • 第1章 宗教と道徳:現代社会における道徳の世俗化と宗教の道徳化に寄せて(アルミン・ナセヒ)
    • 第2章 コミュニケーションとしての宗教:二クラス・ルーマン『社会の宗教』において(ピーター・バイヤー)
    • 第3章 単一か、それとも複数の世界宗教か?(ルドルフ・シュティヒヴェー)
  • II 政治システムの閉鎖性:政治はすべてを支配しうるか?
    • 第4章 国家の政治か社会の政治か:政治的なものの定式化における要諦としての集合体(アルミン・ナセヒ)
    • 第5章 政治システムの自己記述:問題論的観点からの注記(アンドレアス・ゲーベル)
    • 第6章 政治と世界社会(ルドルフ・シュティヒヴェー)
    • 第7章 友愛の政治と社会の政治:ジャック・デリダ二クラス・ルーマンの政治理論について(ミヒャエル・マクロポウロス)
  • III 偶発性定式としての神:神の統一と区別
    • 第8章 初めに区別がある:ルーマンの宗教社会学(ヘルガ・グリップ-ハーゲルシュタンゲ)
    • 第9章 三位一体的区別と偶発性定式としての神の統一(ギュンター・トマス)
    • 第10章 「愛の神はすべてを見通す」─その神をわれわれは傍らで眺める:偶発性定式としての神に関する神学的注記(ベルント・オバードルファー)
    • 第11章 閉鎖系システムの理論による宗教対話の論理(土方透)



【追記】20040614 13:52