沢田善太郎(1997)『組織の社会学』

パートのお仕事準備。isbn:4623027686
斜め読みで済ませていたこの本、目次を見直したらけっこう凄い内容だ。トミケン本と同じ年に出てるんだなぁ。

1952年生まれなので、45歳の時の著作。
  • まえがき
  • 序 章 官僚制とアソシエーション

第1部 社会的規律化

  • 第2章 規律化と近代国家の形成

第2部 近代アソシエーションの形成

  • 第3章 セルクル――19世紀のアソシエーション
    • 1 アソシエーション研究の視点
    • 2 ソシアビリテとアソシエーション─アギュロンの方法
    • 3 ブルジョワ・セルクルの近代性
    • 4 民衆セルクルの「近代性」と「伝統性」
    • 5 19世紀「近代」から20世紀「現代」へ

第3部 官僚制と合議制

  • 第5章 合議による意思決定と組織構造
    • 1 ウェーバーの「合議制と権力分割」論
    • 2 非公式パワーの諸相
    • 3 パワー構造のモデル
    • 4 パワー構造のモデルが提起すること
  • 終 章 組織概念再考
    • 1 「組織目標」論
      • (1) 共通の目標
      • (2) 特定の目標
      • (3) サイモンと目標構造のモデル
      • (4) 組織目標概念の破綻──ゴミ箱モデルの示唆すること
    • 2 バーナードの協同システム論
    • 3 ウェーバーにおける団体と秩序
    • 4 組織概念再考
  • あとがき