お買いもの:日本アーレント研究会(2020)『アーレント読本』/近藤和敬(2020)『ドゥルーズとガタリの『 哲学とは何か』を精読する

久々にオフラインの本屋へ。


アーレント読本

アーレント読本

  • 発売日: 2020/07/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
アーレント読本 | 法政大学出版局


特集:哲学教育

  • 2011年『名古屋高等教育研究』「特集 哲学者にならない人々のための哲学教育」(名古屋大学高等教育研究センター2011)
    http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/publications/journal/eleventh.html
    • 特集の趣旨 戸田山 和久 PDF
    • 哲学と幸福 -ソクラテス的「哲学の勧め」とプラトン的高等教育- 金山 弥平
    • 科学哲学の授業でクリティカル・シンキングをどう教えるか -授業実践からの報告- 青木 滋之
    • 哲学を専門とする教員は、哲学を専門としない学生に、哲学以外の何を教えたらよいのか? 鈴木 貴之
    • 高専における哲学教育 -カリキュラムデザインの観点から- 北野 孝志
    • 工学を専攻する学生のための哲学教育 瀬口 昌久-
    • 越境する哲学教育に向けて -非哲学科における哲学教育の可能性-
  • 哲学教育研究会
    • 2016年 第07回応用哲学会ワークショップ「受講する価値のある哲学の授業とはどのようなものか?―哲学教育の意義を考える」報告書PDF
    • 2016年 日本哲学会ワークショップ「哲学教育における組織的な情報共有の重要性」
    • 2019年 第11回応用哲学会ワークショップ「「哲学的」という神話―哲学教育とは何をすることなのか」

お買いもの:佐藤邦政(2019)『善い学びとはなにか』

「哲学の講義」用。合評会があると聞いて。
第1章だけが異様に長い。


善い学びとはなにか―<問いほぐし>と<知の正義>の教育哲学

善い学びとはなにか―<問いほぐし>と<知の正義>の教育哲学

  • 作者:佐藤邦政
  • 発売日: 2019/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
善い学びとはなにか - 新曜社 本から広がる世界の魅力と、その可能性を求めて


第Ⅰ部 基礎編

  • 第1章 問答から〈問い〉ほぐし、そして、問いほぐしによる学びへ――問いほぐしによる学びの認識論の全体像
  • 第2章 固定観念の中性化としての善い学び――「当たり前を疑う」を越える、学び人への認知的変容

第Ⅱ部 個別編

  • 第3章 ソクラテス的権威のもとで安心して学ぶ探求心の育成――教育関係における信頼と学びの環境についての認識的ケア
  • 第4章 やや柔らかいクリティカル・シンキング教育 
  • 第5章 個人相互性を組みこんだ知的自律性――問いに対する応答責任、認識的傷つきやすさ、可塑的コントロール
  • 第6章 良い問いの認知を可能にする問いほぐしの感受性――問いほぐしの相貌認知と情動的・身体的反応
  • 第7章 固定観念を解きほぐす産物の創造性――産物の社会的評価、知識の生産者としての信頼性、謎としての産物
  • 第8章 共生社会における認識的不正義の所在の明確化 
  • 終 章 学びの哲学のこれから 

お買いもの:赤荻千恵子(2019)『中学生が哲学・対話するキャリア教育』


  • まえがき
  • 序章 卒業生が語る「ほんものの私になる」といまの自分
  • 第1章 中学生が哲学・対話するキャリア教育とは?
  • 第2章 哲学・対話するキャリア教育の仕組みと仕掛け
  • 第3章 「ほんものの私になる」に関連する取組み
  • 第4章 ポートフォリオに見る生徒の変化
  • 第5章 哲学・対話するキャリア教育の成果と課題
  • あとがき
  • コラム1 「ほんものの私になる」のある学校風景
  • コラム2 ゲスト講師からのメッセージ
  • コラム3 「語る会」前日の雰囲気
  • コラム4 保護者や地域も参加した合同討論会
  • コラム5 学年による違い~アンケート結果から~

総特集:自己啓発

社会学書購読(非常勤)と「哲学の講義」用。

自己啓発本紹介書

ニューソート+

研究・評論

ポジティブ心理学

マーチン・ラーソン(1987→1990)『ニューソート:その系譜と現代的意義』

著者は1897年生まれ。本書の初版は1985年。訳書は1987年の改訂版の訳。


  • 第1章 ミカエル・セルヴェトゥス・ヴィラノヴァヌス
    • 発端
  • 第2章 源流・スウェデンボルグ
    • その知的・霊的生涯/スウェデンボルグの体系と集大成……他
  • 第3章 フィニアス・パークハースト・クィンビー
    • クィンビーの宗教哲学大系/クィンビーの治療法/スウェデンボルグの影響……他
  • 第4章 ウォレン・フェルト・エヴァンズ
    • エヴァンズその人/治療理論/エヴァンズの治療技術の発展……他
  • 第5章 クリスチャン・サイエンス
    • 神学教理/物質、実体、およびリアリティー/聖書の霊的意味と宗教医学……他
  • 第6章 偉大なる大衆思想家
    • ヘンリー・ジェームズ/ヘンリー・ドラモンド/エマ・カーチス・ホプキンス……他
  • 第7章 ディバイン・サイエンス教会
    • 歴史/正統派教理の解釈/癒しと幸福の理論……他
  • 第8章 キリスト教ユニティ派
    • ユニティーによる声明/エミリー・ケイディの理論大系/現在の出版物……他
  • 第9章 アーネスト・ホルムスと宗教科学
    • 初期の歴史/フェンウィックおよびアーネスト・ホルムスの思想体系……他
  • 第10章 宗教科学の諸教会
    • 国際宗教科学教会/宗教科学合同教会
  • 第11章 ニューソートの展望
    • 文献と出版物/運動の範囲と影響/日本でのニューソート運動……他
  • 第12章 国際ニューソート同盟
    • 組織のあらましと声明/大会
  • 第13章 ニューソートの礼拝とメッセージ

文献

訳者あとがき

・ノーマン・ピール『積極的考え方の力』ASIN:4478022720
・マクスウェル・マルツ『自分を動かす』ASIN:4886642845
ジョセフ・マーフィー『眠りながら成功する』ASIN:4837972128
デール・カーネギー『道は開ける』ASIN:4422100998

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尾崎俊介(2016)「アメリカにおける「自己啓発本」の系譜」

メモ