お買いもの:佐藤邦政(2019)『善い学びとはなにか』

「哲学の講義」用。合評会があると聞いて。
第1章だけが異様に長い。


善い学びとはなにか―<問いほぐし>と<知の正義>の教育哲学

善い学びとはなにか―<問いほぐし>と<知の正義>の教育哲学

  • 作者:佐藤邦政
  • 発売日: 2019/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
善い学びとはなにか - 新曜社 本から広がる世界の魅力と、その可能性を求めて


第Ⅰ部 基礎編

  • 第1章 問答から〈問い〉ほぐし、そして、問いほぐしによる学びへ――問いほぐしによる学びの認識論の全体像
  • 第2章 固定観念の中性化としての善い学び――「当たり前を疑う」を越える、学び人への認知的変容

第Ⅱ部 個別編

  • 第3章 ソクラテス的権威のもとで安心して学ぶ探求心の育成――教育関係における信頼と学びの環境についての認識的ケア
  • 第4章 やや柔らかいクリティカル・シンキング教育 
  • 第5章 個人相互性を組みこんだ知的自律性――問いに対する応答責任、認識的傷つきやすさ、可塑的コントロール
  • 第6章 良い問いの認知を可能にする問いほぐしの感受性――問いほぐしの相貌認知と情動的・身体的反応
  • 第7章 固定観念を解きほぐす産物の創造性――産物の社会的評価、知識の生産者としての信頼性、謎としての産物
  • 第8章 共生社会における認識的不正義の所在の明確化 
  • 終 章 学びの哲学のこれから