ISBN:4535577099 ISBN:3170016342
- 1
- 2
- 3 [あらゆる教義学の本質的要素]
- 4 [教義学的諸概念の社会学的反省の能力の限界]
- 5
2
- 社会の機能分化を前提として生じた教義学的観念の例
- 1. 契約: 旧来の機構(家や村)が誤りをコントロールできなくなったときに生じる
- 2. 代理権: 家政と経済の強い分化があってはじめて生じる
- 3. 官職: 家政と宗教・政治的組織との分化があってはじめて生じる
- 4. 信用、リスク、必要性: 全体社会の未来地平の延長と未規定化に法教義学が対応し、ある種の未来責任を個別の法関係に組み入れようとするときに生じる