昼食。
日本版サイエンス・ウォーズ(?)〜科学の社会論論争の際には、このテ↓の議論はほとんど顧慮されることなく、社会学の中の「反実在論的〜相対主義的〜懐疑主義的」な
したがって、どうしたってサイエンティスト自身には共感=是認のされようもない
というだけでなく、科学というものの理解に資するところのない
たとえば、サイエンティストたち自身が 自分がやっていることを自分で理解する際に手がかりとなるものを──社会学の方から・組織立ったやり方で──与えることができない
(という意味で「役に立たない」)潮流ばかりがとりあげられた罠。
おかげさまで「社会学」の名は、多くのサイエンティストたちに
というワンセットで受容されてしまった。
この罪は重い。責任者は誰ですか。(←要因論)
- 中村和生、「知識社会学から知識の実践学へ」『年報社会学論集』第14号(2001)、p.174-186
http://wwwsoc.nii.ac.jp/kss/ars/ars14.html
懐疑主義〜反実在論〜相対主義に陥らずに、科学者の自己認識を追認する以外の/より以上のことをなすために 社会学が採りうる道──科学的実践の記述──を、マイケル・リンチに依拠しつつ示した一本。