涜書:柘植『文化としての生殖技術』

昼食。

文化としての生殖技術―不妊治療にたずさわる医師の語り

文化としての生殖技術―不妊治療にたずさわる医師の語り

とどいた。430ページしかないのに何故こんなに分厚いのか。長岡本くらいあるよ。紙が厚い?
序と1章。あと2章斜め読み。

序章 本書の背景と目的

  • 生殖医療技術の発達の経緯
  • 不妊治療技術の社会的影響と諸国における法的規制
  • 日本における不妊治療技術の規制状況(1983年〜1998年)
  • 本書のめざすもの
  • 本書の構成

第1章 これまでの研究と本書の位置づけ

  • 生殖医療技術の是非に関する議論
  • 不妊」と「不妊治療」の医療人類学・医療社会学的研究
  • 医師集団研究
  • 先行諸研究と本研究との関連

第2章 医師の意識と行動を調査する

  • 調査方法の検討
  • 調査方法
  • 調査対象者となった産婦人科医たち
  • 調査の内容
  • 調査結果の分析方法の検討
  • データの解釈

「態度」というのは20世紀前半の社会心理学な言葉なのかと思っていたけど、20世紀末までちゃんと生き延びたんだね。



著者は埼玉大理学部→就業→お茶大社会学な方とのこと。