ヘッセがむつかしいので逃避。
60年代半ばに出版された「Foundations of Philosophy Series」の一冊。シリーズ他書の担当をみるとそうそうたるメンバー。というか、学部生時代にほぼみんな読んだなこれ。
邦訳シリーズタイトルは「哲学の世界」。翻訳刊行1967年。訳者は塩原御大。いみじい。
訳者あとがきにて(若き)塩原御大曰く
[ラドナーが本書で行ったような]ヴェーバーの『社会科学方法論』だけの批判ではなくて、彼が実際に手がけた比較歴史社会学の方法そのものを検討して、その「論理構造」を批判することを科学哲学者に期待してみたい。
ごもっとも。
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