浦野茂(2011)「人間・社会科学の実践をめぐる方法誌」

  • 浦野茂(2011)
    「人間・社会科学の実践をめぐる方法誌
    ──記憶・文化・人種の概念的秩序を事例に」
    (学位請求論文)
  • 序 章 目的と背景
  • 第1部 概念分析という視点:方法論的検討
    • 第1章 社会学の課題としての概念分析
    • 第2章 ループ効果のなかの人間・社会科学
  • 第2部 分析1:記憶の概念をめぐって
    • 第3章 記憶と集合的アイデンティティ──M. アルヴァックスと視点としての言語
    • 第4章 記憶と社会学──W. I. トマスにおける「社会理論」と移民の記憶
    • 第5章 想起の社会的コンテクスト──日常的記憶概念の検討
  • 第3部 分析2:「文化」の概念をめぐって
    • 第6章 文化の概念とその問題
    • 第7章 「口承の伝統」の分析可能性──フィールド・インタビューにおける物語の分析
  • 第4部 分析3:「人種」の概念をめぐって
    • 第8章 類型から集団へ──人種をめぐる社会と科学
  • 終 章 人間・社会科学の方法誌──その意義と課題──