涜書:カッシーラー『実体概念と関数概念』

読書会があると聞いて。http://www.acrographia.net/workshop/

自分で推薦しておいてナンですが、これは死ぬかもわからんね。


原著刊行は1910年、カッシーラー 36歳。マールブルク学派からの離脱を準備した著作であります。
翻訳刊行は1979年、山本義隆 38歳。

実体概念と関数概念――認識批判の基本的諸問題の研究

実体概念と関数概念――認識批判の基本的諸問題の研究

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第一部 事物概念と関係概念

  • 第一章 概念形成の理論に寄せて 29ページ
  • 第二章 数の概念 48ページ
  • 第三章 空間概念と幾何学 50ページ
  • 第四章 自然科学的概念形成
    • 前半:I〜V 65ページ
    • 後半:VI〜IX 76ページ

第二部 関係概念の体系と現実の問題

  • 第五章:帰納の問題によせて 40ページ
  • 第六章:現実の概念 46ページ
  • 第七章:関係概念の主観性と客観性 20ページ
  • 第八章:関係の心理学によせて 23ページ