7/16 まで。
- レイモンド・セイデルマン(1985→1987)『アメリカ政治学の形成―政治学とアメリカの危機 1884年~1984年』(山嶺書房)
政治学は滅びなかった。しかしその主要な要求、目的、そして正当性は滅びたのである。(p. 304)
あらたいへん。
- 玉野和志 編(2008)『ブリッジブック社会学 (ブリッジブックシリーズ)』(信山社)
これはご献本いただいたはずなのでありますが・・・。
しかし、実は社会学こそが尊重され、実学としても利用されるようにならないと、新しい国家のあり方すらも展望できない状況にあることが、徐々に理解できてきたのではないだろうか。(p. 215)
あらたいへん。
ずっと後になって、浅田彰自身が自分が思っていたほど日本の社会は進んでいなかったと回顧して、9条の現代性などをのたまうようになるのを端で見ながら、浅田たちも、そして戦後の知識人たちも、自らの先達たちが生み出した蓄積をまともに受け止めようとしなかったという点では、同じ穴のムジナであったと感じるようになった。(p. 222)
ごもっともです。
これは来世で読む。
- 紀平英作(1993)『ニューディール政治秩序の形成過程の研究―20世紀アメリカ合衆国政治社会史研究序説』(京都大学学術出版会)
本書につながる一連の研究は、…、ワグナー法の成立を、20世紀アメリカ合衆国政治史の展開を考慮にいれてできるだけ広い視野で眺め、その意義を確認しつつ成立にいたる政治過程を明らかにしたいという問題関心を出発点として始まった。(あとがき)
うーん。500頁超だけど、やっぱり読まんとあかんかねぇ。