1962年にバミューダにて開催された「近代日本研究会議 Conference on Modern Japan」第一回年次セミナーの記録。
日本語版序文に、本書が「第一巻」であり、
1965年に本書が刊行されたあと、W・W・ロックウッド編の第二巻が The State and Economic Enterprise in Modern Japan と題して出版された(1965年)。この第二巻は『日本経済近代化の百年──国家と企業を中心に』(大来左武郎他訳、日本経済新聞社)として1966年に日本訳がでている。
(さらに続刊あり)と。
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- 日本語版への序文(マリウス・ジャンセン)
- まえがき(ジョン・ホイットニー・ホール)
第一部 研究の由来と性格
- 第一章 日本の近代化に関する概念の変遷(ジョン・W・ホール)
- 第二章 近代化に関する日本人の態度の変遷(マリウス・B・ジャンセン)
第三部 権力──その象徴と実体
- 第五章 西村茂樹──近代化についての儒教側の見解(ドナルド・H・シャイヴリー)
第四部 新しい価値観と古い価値観
- 第六章 日本人キリスト者とアメリカ人宣教師(ジョン・F・ハウズ)
- 第七章 家永三郎と近代日本における意味の追求(ロバート・N・ベラー)
- 第八章 近代化と日本の知識人──比較的考察(ハーバート・パッシン)
- 第九章 個人析出のさまざまなパターン(丸山眞男)
- 編訳者あとがき
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