ジョルジュ・ギュルヴィッチ(1950→2003)『ジョルジュ・ギュルヴィッチにおける社会学思想1』

La vocation actuelle de la sociologie から論文4本を訳出したもの。
旧訳もあるがそちらは持っていない:『現代社会学大系 11 社会学の現代的課題



  • まえがき
  • 第一章 デュルケーム社会学における集合意識の問題
    • 1.まえがき
    • 2.社会的事実の定義と社会的実在の深さの諸層
    • 3.集合意識を優位とみるデュルケームの論証(1893~1897)
    • 4.1899~1911年の間における集合意識を優位とみる論証
    • 5.『宗教生活における現初的形態』(1912)の中で,集合意識を優位とみる論証
    • 6.結論
  • 第2章 デュルケームにおける道徳的諸事実の科学と理論的道徳論
    • 1.デュルケームの初期の諸作品における習俗の科学と理論的道徳論との葛藤
    • 2.『道徳教育論』における至上善のメタ・モラル
    • 3.道徳的事実の決定の問題とデュルケームにおける難点
    • 4.価値の集合的経験か独断的道徳か?
  • 第3章 H.ベルクソン社会学的理論
  • 第4章 テクノクラートと工業化社会
    • 1.技術革新と現代
    • 2.高級技術・官僚層のもたらす脅威
    • 3.テクノクラシーへの傾斜を阻止する有効な手段は?