産業社会とその論と学

本年度の日本社会学会に「なぜ〈人間〉は産業社会学の問題になるのか」なるタイトルでエントリしました。井島大介さん・林 凌さん・宮地俊介さんとの共同報告です。



  • ① なぜ〈人間〉は産業社会学の問題になるのか①——尾高邦雄による「人間遡及的」の起源
  • ② なぜ〈人間〉は産業社会学の問題になるのか②——尾高邦雄と社会調査
  • ③ なぜ〈人間〉は産業社会学の問題になるのか③——産業文明における人間の問題


  • ■1956 ラルフ・ダーレンドルフ 『産業社会学』 千倉書房、1961年 ISBN:B000JANK7G
    Industrie- und Betriebssoziologie
  • ◇1957 ラルフ・ダーレンドルフ 『産業社会における階級および階級闘争富永健一訳、ダイヤモンド社、1964年 ISBN:B000JAFTZW
    Soziale Klassen und Klassenkonflikt in der industriellen Gesellschaft.
    Class and Class Conflict in Industrial Society. Routledge, London 1959
  • ■1959 ラルフ・ダーレンドルフ 『経営社会学』 石坂 巌ほか訳、三嶺書房、1985年 ISBN:4914906317
    Sozialstruktur des Betriebes – Betriebssoziologie
  • □レイモン・アロン 『現代の社会-組織の時代と個人の復権』 松原洋三訳、エンサイクロペディアブリタニカ日本支社、1968年
  • ◇レイモン・アロン 『発展の思想-産業社会を考える三つのエッセイ』 浜口晴彦訳、ダイヤモンド社、1970年 ISBN:B000J9TNN2
  • ◆1962 レイモン・アロン 『変貌する産業社会』 長塚隆二訳、1970年 ISBN:B000J9AO8U もとになった講義は 1955-56年におこなわれたもの。
  • ◇1959 シーモア・リプセット&ラインハルト・ベンディクス『産業社会の構造:社会的移動の比較分析』 鈴木 広訳、サイマル出版会、1969年 ISBN:B000J9MJQU
    Social Mobility in Industrial Society.



  • ◇1960 ダニエル・ベル 『イデオロギーの終焉:1950年代における政治思想の涸渇について』 東京創元社、1969年 ISBN:4488006728
    The End of Ideology.
    • 1973 ダニエル・ベル 『脱工業社会の到来:社会予測の一つの試み』 ダイヤモンド社、1975年
    • 1976 ダニエル・ベル 『資本主義の文化的矛盾』 講談社、1976年