シュッツ「社会的世界における合理性の問題」「平等と社会的世界の意味構造」

夕食。

Niklas luhmann, "Funktionale Methode und Systemtheorie,"
in Soziale Welt 15 (1964), pp. 1-25
Soziologische Aufklärung 1: Aufsätze zur Theorie sozialer Systeme, Westdeutscher Verlag, 1970, pp. 31-53 isbn:3531141767

注の52はやはり(すごく)重要であった。

アルフレッド・シュッツ著作集 第3巻 社会理論の研究

アルフレッド・シュッツ著作集 第3巻 社会理論の研究

しかしまぁほんとに久々に読んだんだけどさ。わけわからんもんは何年経ってもわけわからんというのを再確認したよ。


ところでこれ、余裕で論文が一本書ける──また書かれてしかるべき*──ネタのように思えるんだけど、現象学的〈類型〉論-と-ルーマン的〈等価機能主義〉】の──プラグマティズム的〈問題〉論を介しての──関係について書かれた

=「ルーマンの等価機能主義とはどういうものか」について、シュッツを参照して吟味した

論文 ってまるで記憶にない。私がしらないだけなんだろうか。

ひょっとして書かれていないのだとしたら、そりゃまたどうしたことであろうか???
* 念のため確認しておくと、
  1. 「〈理論〉はシステム論で、〈方法〉は機能主義でいく」
  2. 「機能主義とは比較の技法のことだ」
  3. 「その彫琢には現象学を使うべき」
これがルーマン先生の基本主張だった(ここまでは「定説」)。
 そのうえで/だとすると、「それなら〈機能主義〉と〈現象学〉とは どう関係あんの?」という疑問は、当然の様に・真っ先に登場してよいものであり、そして、上記参照箇所は、この「当然の問い」に関わっていると考えられる、‥‥というのがさしあたって言いたいことである。

  • ルーマニ屋は──必須の前提的教養として、当然──シュッツの基本文献を読んでいる
筈であるばかりか、
  • 「機能的方法とシステム理論」は──マイナーな論文ではぜんぜんなくて、むしろ──ルーマンの諸論考のなかでも もっともよく読まれているもののうちの一つである
筈である ‥‥ってことを考えあわせると、ひょっとして結構謎は深い。のかも。


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