【論文編・この論文はどのように書かれたのか】
- 「100%を目指さない文法」の重要性
■無標・有標と産出のための日本語教育文法 庵功雄
- 数量表現における初級教材の「傾き」と使用実態
■文法研究のきっかけとしての「教科書分析」 岩田一成
- 学習者の産出例から運用のために必要な情報を考える―ハズダの共起表現と類義表現に着目して―
■「どう使うか」に着目した文法記述の方法 太田陽子
- 使用傾向を記述する―伝聞の[ソウダ]を例に―
■使用傾向を調査・分析する方法 小西円
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- 非現場指示のア系と結びつく名詞の特徴
■語彙と文法を連動させた日本語教育文法研究 建石始
- コーパス・ドライブン・アプローチによる日本語教育文法研究―「てある」と「ておく」を例として―
■コーパスを用いた質的研究の方法 中俣尚己
- 学習者コーパスから見る超級日本語学習者の言語特徴― 2つの観点から―
■学習者コーパスから言語特徴を探る 橋本直幸
- 現場教師の視点から常識を疑ってみる―「~んですから」を例に―
■現場の教師による現場のための研究の必要性 藤城浩子
- 「使わなかった」は「使っていない」―掘ったイモを活かす教育文法と授業実験― 松田真希子 深川美帆 山本洋
■スイートポテト文法研究―応用に立脚した基礎研究の重要性― 松田真希子
- 着点を表す助詞「に」と「へ」における日本語母語話者の言語使用について
■「記述」を「検証」するための言語使用調査の方法 森篤嗣
- あとがき
- 使用教科書一覧
- 執筆者紹介
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