diff

「相互作用」と「合意」

帰宅車中で、印刷しておいた桑原司さんの論文を読む。 id:contractio:20040113#p7 桑原司:「相互作用」と「合意」−−「合意」把握へのシンボリック相互作用論からの接近−− ここが↓シェフの議論を敷衍して紹介しているくだり。 なのだが、この議論、なんかヘ…

みんな文化が好きなのね。

google:ギアツ+分化] [google:ギアツ+コード で検索してみたところ、ろくなものがヒットしないことに驚く。ギアツは「文化論」としては読まれても、「分化論」というコンテクストでは読まれていないのか、と妙に納得(したが、しかしなぜ?)。 『文化の解釈…

文献:トマス・シェフ

google:Thomas+Scheff+Consensusでヒット。 桑原司 「相互作用」と「合意」−−「合意」把握へのシンボリック相互作用論からの接近−− コメントはこちら:id:contractio:20040116『論争』isbn:4833202042 最終論文「システム理論の諸根拠」の二「システムとして…

お買いもの:ガース&ミルズ『性格と社会構造』

H.ガース&C.ミルズ[1953]『性格と社会構造』現代社会学大系15 、古城・杉森訳、1970 3000円でゲト。 言及は『阻ます&ルーマン論争』最終論文四(27)批判理論と社会システム理論―ハーバーマス=ルーマン論争作者: J.ハーバーマス,N.ルーマン,佐藤嘉一出…

要文献サーヴェイ:メモ

Rüdiger Schott 元ボン大学教授。フィールドはガーナ無文字社会。こんな本が出ているが でかすぎてとても読む気がせん。 Bulsa Sunsuelima: Folktales of the Bulsa in Northern Ghana (Researches on African Languages and Cultures), ¥8,108, 1995/03 「…

要文献調査メモ:法人類学

google:Sally Falk Moore google:Max Gluckman このへん、ひょっとするとまるで邦訳がないのかな? http://www.law.columbia.edu/alumni/oralhistory/bios#76164 http://sos-net.eu.org/red&s/dhdi/amis/sally.htm http://authors.booksunderreview.com/M/Mo…

影響の一般化

せっかくひさびさに再読したので、ついでのメモ。 「影響(力)」と「権力」は、もちろん近接した概念ではあるが、権力を論じたこの小著の転回点(第5章)のすぐ後で、「影響(力)の一般化」に言及されるのは、影響と権力が「よく似ているから」ではない。…

影響の一般化

どのあたりから再出発できるか、と考えてみる。真っ先に思いつくのは、相互作用/組織 の区別。てことで、まずは温故知新。『公的組織の機能とその派生的諸問題』と『権力』の差異について、つらつらまとめてみるテスト。 ルーマン先生の『権力』(1975)にて…

日社>ルーマン語録>「コードと機能分化」をめぐる『転回』

に、『社会の法』第2章から、同趣旨の論点をピックアップ。 ルーマン・フォーラムにおけるディスカッション用の資料(というか、酒井のブラックメール用資料というか)。