涜書:エールリッヒ『法律的論理』

夕食その1。

法律的論理

法律的論理

「第1部 法律的論理の歴史的基礎」。
5章「法律的論理の根本問題」の続き。6章「近代制定法典」&2章「普通法における法規への拘束性」。
2章はとてもじゃないけど歯が立たない。法律学辞典もって歩くわけにもいかんし。
5章にタイトルの所以が。






[147頁]

実践エスノメソドロジー入門

実践エスノメソドロジー入門

ハーヴェイ・サックスのエールリッヒについてのレビューは「肯定的」あるいは「アンビヴァレント」なもの、かもしれない、と予想してみる。
ここに見られる「心理主義」には賛成しないだろうけど。──でもそれは仕方がない。エールリッヒは「ほとんど19世紀の」ひとだった、ということでしょう。
サックスは法学部の出身だということだから、書いたのはキャリアの初期だろうか。なかなかに興味をそそられるような?
書誌情報ご存知の方、教えてくださいませー。 *



第6章。結局これがいいたい、ということのようなのですが:

独立的な法曹法が不可避であって、不可欠でもあるということからして、国家的法観はその意味をことごとく喪ってしまうのである。そして、これとともに、統一体としての法という観念も瓦解してしまうのである。

  • 統一性を作り出そうとする多くの努力にもかかわらず、法典にはいかなる統一性も存在していない

という理由だけからではなく、何よりもまず、

  • 法というものが、決して 法規の現に存在している統一体 などではなく、常に新たに成立してくる法曹法を通じて、初めて、それが作用している社会と融合して、日々新たに生成する統一体をなす

という理由からしてそうなるのである。[160頁]

法史上のあれこれの知見が引かれてくるんだけどそれがさっぱりわからないので論旨が追えない罠w。


* もいちど『実践エスノメソドロジー入門』を確認したら。
ちゃんと書いてあった[146頁]。

  • Sacks, H.[1997], "The Lawyer's Work,"

Law in Action: Ethnomethodological and Conversation Analytic Approaches to Law (Socio-Legal Studies)

Law in Action: Ethnomethodological and Conversation Analytic Approaches to Law (Socio-Legal Studies)

なんだこの値段は。ペーパーバックはないのか。
ちょつーと手が出ません。。