涜書:加護野『組織認識論』

この本(ある意味)スゴい!

組織認識論―企業における創造と革新の研究

組織認識論―企業における創造と革新の研究

ちなみにこの(分厚い)教科書の著者さんですな:
ゼミナール 経営学入門 ゼミナールシリーズ

ゼミナール 経営学入門 ゼミナールシリーズ



とりあえず3章まで読んだんだけど。
「まぁ俺もちょっと“解釈主義”的社会学認知科学について勉強してみたんだけどね」てのをまとめただけの2章と3章はいらないよね。ここだけでほぼ100頁あるよ。

  • 序章
  • 第1章 日常の理論と組織論
  • 第2章 組織と認識:組織認識論の分析視角
  • 第3章 組織における認識とパラダイム
  • 第4章 パラダイムと組織の動学
  • 第5章 パラダイムの創造
  • 第6章 パラダイムの革新
  • 終 章 組織と認識

「よく説明のできないもの」に名前*をつけて、問題をつくりあげ、そしてそれを解く(というしかたで「適応」する)という社会科学のやりかたについて考えてみる手がかり(=症例)を与えてくれているところがすばらしい。

* ここでは「組織文化」。
つーか文化キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!